子どものむし歯予防②シーラント
- 2023年9月16日
- 診療
こんにちは、かわのまさき歯科の河野真輝です。
前回のフッ素塗布に続き、今回も子どものむし歯予防のお話しです。
今回はシーラントについてです。シーラントとは子どものむし歯を予防する処置のひとつです。
歯には裂溝と呼ばれる溝があります。その歯の溝が深いと磨き残しが残ってしまい、むし歯になってしまうお子さんが多いです。
乳歯や生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱く、むし歯になりやすいです。
シーラントとは、乳歯や生えてきたばかりの歯がむし歯にならないために歯の溝を歯科用プラスチックの一種で一層埋める予防的な処置の事をいいます。
生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯に行う事が多いです。
シーラントは予防の処置のため、歯を削る事はありません。歯の溝をしっかりと綺麗にして歯科用プラスチックで埋めるだけなので、お口を開けていられる子なら簡単に出来ます。
シーラントはフッ素塗布とともに子どもさんがむし歯になりにくくなるような処置です。
子どもさんがむし歯にならないように、定期的に検診を受けましょう。